上田市
天正11年(1583)知将真田昌幸が築城。天正13年(1585)徳川軍との上田合戦は有名。現在は桜の名所にもなっています。
上田城
日本で唯一の八角三重塔。鎌倉後期の建立。
安楽寺国宝八角三重塔
日本のほぼ中央に位置する神社で生島神・足島神の二神をまつっています。朱塗りの美しい神社です。
生島足島神社
第二次世界大戦中に志し半ばで戦場に散った画学生の遺作(絵画やブロンズ像など)と彼らの書簡や愛用した画材などを展示しています。
無言館
青木村
東山道の動脈を伝わって早くからこの地域に仏教や都の文化が広まりました。あまりに塔の姿が美しいので、思わず振り返ってしまうことから「見返りの塔」とも呼ばれています。1333年鎌倉時代末期に造営中だったことが墨書によってわかっています。天王寺(四天王寺)の大工四郎其のほか、小番匠七人の中央の工匠が東山道を越えて青木村に美しい塔を築きました。
大法寺国宝三重塔
石仏・石神・木像が1,000社あまり奉納されている修那羅山の安宮神社は、4~5百年前の創建と推定され、5,500坪の境内に奉納されている石仏・石神は大願成就により奉納御鎮座されたものです。奉納年代、奉納者は不明ですが素朴で力強い表現で、更に自然にとけあった美しさは参拝客の心を癒してくれます。
修那羅の石仏群
国宝大法寺三重塔のほとりにあり小山敬三、丸山晩霞、桜田晴義、伊東深水、中村直人、瀬川康夫をはじめ多くの美術品を収蔵。見返りの塔を鑑賞した後、喫茶室で抹茶など飲みながらゆっくりとお過ごしください。
青木村郷土美術館
青木村の豊かな自然を凝縮した施設。6万平方メートルを超える敷地には、渓流釣り・釣堀・大ローラー滑り台・マレットゴルフ・フィールドアスレチックなどの施設が充実しています。
リフレッシュパーク青木
常駐のインストラクターが指導する、手軽な体験コースから本格的なライセンス取得コースまで多くの皆さんが利用できる観光スポットです。
パラグライダーパーク青木
全国に生息するチョウのほぼ全種約250種類の標本が展示されています。図書室には昆虫に関する本が約1,000冊所蔵。
信州昆虫資料館
ウォルター・ウェストンは英国人宣教師で、日本アルプスを初めて世界に紹介し、日本山岳会設立にも貢献し、日本登山の父といわれている人です。ウェストンの業績を讃えて、保福寺峠の頂上に「ウォルターウェストン日本アルプス絶賛の地」の碑が建てられています。
ウェストンの碑
平成18年4月オープン。オストメイトトイレを完備し、敷地内にはおそばとおやきの手作り体験館や、農産物直売所があります。
道の駅あおき
沓掛温泉周辺
平安時代の国司滋野親王が眼を患い入湯したところ治ったので、薬師堂を建て温泉の守護神としてまつり開湯。温泉裏の山容が京都の小倉山に似ていたことが名前の由来。
小倉乃湯
野沢の採れる季節には、野沢菜洗いのために毎年100人ほどが訪れます。日によっては行列をつくることもあるとか。「小倉乃湯」のわきにあります。
洗い場
衆生の疾病を治癒して寿命を延べるという薬師如来を本尊として安置してあるお堂です。古くから地域の人たちや湯治客にもあつく信仰されています。
温泉薬師堂
その昔、弘法大師に里芋を分けてほしいと言われた老婆が、これは石だと断ったところ本当の石のように固くなったという伝説が残ります。公園の野生の「石芋」は天然記念物。
石芋公園
山腹から吸収した空気が山の中を通り冷風として吹き出す天然のクーラーで、先人たちは蚕種や食品を貯蔵していました。薬師堂裏の遊歩道にあります。
風穴
この地方の冬期間の主要産業であった炭焼き。石と粘度で積み上げられ、その当時の窯を再現したもの。「ナラ」の原木などを用いて主に「白炭」を生産します。
石炭焼き窯
沓掛温泉が抱かれる夫神岳の西山麓に整備された遊歩道です。炭焼き窯や風穴を巡り、途中には東屋なども設置され、のどかな里山の風景が楽しめます。
小倉山遊歩道